国税庁サイトでは平成27年相続税の申告についての統計が公表されています。
平成27年分の相続税の申告状況について(平成28年12月公表)
平成26年 | 平成27年 | 増減数 | |
亡くなられた方の人数 | 約127万人 | 約129万人 | +約2万人 |
うち相続税の課税対象者 | 約5万6千人 | 約10万3千人 | +約4.7万人 |
1人当たりの課税価格 | 約2億407万円 | 約1億4,126万円 | -約6,274万円 |
平成27年は相続税の基礎控除額の引き下げ等の改正があり、
課税対象となった方は約1.8倍に増えています。
一人当たりの課税価格は6千万円ほど下がっているので、
基礎控除の引き下げの影響が大きいと言えるでしょう。
当事務所にも相続税のご依頼は年々増えております。
相続税がゼロでも、申告は必要というケースもあります。
少しでもどうかなと思った場合には、ぜひご相談ください。
《追記》
なんで今さら平成27年の相続?28年じゃないの?とご質問いただきました。
相続税の申告期限は亡くなってから10カ月です。(厳密には「亡くなったことを知った日の翌日から」)
平成27年12月末に亡くなられた方の申告期限は平成28年10月末までです。
このため約1年後でないと統計は出ないんです。
この資料は昨年12月にでていたので、ブログを書くのが遅すぎるのもありますね(^^;)